工務店の施工事例の書き方|写真3枚と3つの数字で、見積り相談につなげる
施工事例は工務店のホームページでいちばん読まれる場所です。ただ、写真を並べただけでは相談につながりません。1件あたり何を書けば、次に「うちも頼めるか」と思ってもらえるかを整理します。
執筆・確認:株式会社LaruVisona
施工事例で、読む人が知りたいこと
見ている人は「きれいだな」で終わりません。「うちの場合、いくらで、どれくらいかかるのか」を、事例から読み取ろうとしています。
だから、写真だけの事例は、見られても相談につながりません。数字が無いからです。
1件に要るのは、写真3枚と数字3つ
写真3枚
- 施工前(あるなら。無ければ着工時)
- 施工後の全体
- 施工後の細部(手を入れた場所が分かるところ)
ビフォーアフターは、同じ角度で撮ると効きます。着工時に「完成後と同じ位置から撮る」と決めておくと、あとから困りません。
数字3つ
- 費用の幅:「約180万〜220万円」のように幅で書く。正確な金額は書かなくてよい
- 工期:「着工から3週間」
- 規模:「築25年・木造2階建て・水回り3か所」
幅で書いていいのがポイントです。正確な金額を出せないから書かない、という事例が多いですが、幅があるだけで「自分の予算で頼めるか」の判断がつきます。
数字を書くときの注意
- お客様の同意を、引き渡しのときに書面で取る(費用・写真・地域名の掲載可否)
- 住所は市区町村まで。番地は書かない
- 「最安」「地域一番」など、根拠を示せない比較は書かない
同意は、あとから連絡して取ると断られやすくなります。引き渡しの書類に1枚足しておくのがいちばん確実です。
事例1件の型
コピーして使えるように、型にしておきます。
[地域][建物]の[工事の種類]
築25年の木造2階建て。キッチン・浴室・トイレの水回りを、生活しながら3週間で入れ替えました。
費用:約200万〜240万円 / 工期:3週間 / 担当:◯◯
[写真:施工前・全体・細部]
お客様の希望:「立ったままの作業がつらくなってきたので、高さを合わせたい」
工夫した点:既存の配管を活かして、床の解体を最小限に。
「お客様の希望」と「工夫した点」の2行が、他社との違いになります。写真は似ても、ここは似ません。
何件あれば足りるか
最初は3件で足ります。10件の薄い事例より、3件の数字が入った事例のほうが相談につながります。
完工のたびに1件足す、と決めておいてください。「完工したら写真3枚と数字3つを1件追加する」まで具体的に決めると、続きます。事例が増えないサイトは、止まっているように見えます。
事例の次に置くもの
事例を読んだ人が次に見るのは、「相談したらどうなるか」です。
- 相談は無料か
- 現地を見に来るのか
- 見積りまで何日か
- 見積りを取ったら、断ってもいいのか
この4つを、事例の下に書いておきます。「断ってもいい」と書いてある会社のほうが、相談は増えます。
LARU HPで作る場合
業種で「工務店・リフォーム」を選ぶと下書きが出るので、上の型で事例を3件入れて公開する流れです。事例は公開後も制作画面から自分で足せます。月額999円(税別)から、初月無料、最低利用期間6ヶ月です。料金や条件は変わることがあるので、申込みの前に料金プランでご確認ください。見積りの見方は工務店・士業のホームページ見積りの見方にまとめています。