ホームページの文章が書けないとき|3つの質問に答えるだけで埋まる
何を書けばいいか分からず、作りかけで止まる。文章を「書く」のではなく「答える」に変えると進みます。実際に使える質問と、書かないほうがいい表現をまとめました。
執筆・確認:株式会社LaruVisona
止まるのは、たいてい文章のところ
テンプレートを選んで、写真を入れて、そこまでは進みます。「事業内容」の欄で手が止まる。
理由ははっきりしていて、「自分の仕事を説明する文章」は、日常で書かないからです。書き慣れていないものを、いきなり上手に書こうとするから止まります。
「書く」のをやめて、「答える」に変える
白紙に向かうのをやめて、質問に答えてください。それを並べ替えれば文章になります。
質問1:どんな人が、どんなときに来ますか
> 「肩が痛くて、整形外科では異常なしと言われた人が来ます。デスクワークの30〜40代が多いです。」
これがそのまま、いちばん上に置く文章になります。「地域No.1の技術力」より、読んだ人が「自分のことだ」と思えるかどうかが効きます。
質問2:初めての人に、いつも説明していることは何ですか
電話や来店で、毎回同じ説明をしていませんか。それが、サイトに書くべきことです。
> 「初回は1時間くらいで、問診と検査に半分使います」
> 「駐車場は建物の裏に2台あります」
毎回説明しているということは、書いていないから聞かれているということです。
質問3:断っている仕事は何ですか
これがいちばん書かれていません。
> 「10歳未満のお子さんは対応していません」
> 「急性のケガは、まず医療機関へ行ってください」
断る条件を書くと、来なくなるのではなく、合う人だけが来るようになります。 当日に断るほうが、お互いに損です。
書かないほうがいい表現
| 書きがち | なぜ弱いか |
|---|---|
| 地域No.1 | 根拠を示せないと景品表示法の問題になる |
| 心を込めて対応します | どの同業も同じことを書いている |
| 高品質・低価格 | 具体的な数字が無いと何も伝わらない |
| お客様第一 | 読んだ人の行動が変わらない |
| 完全オーダーメイド | 何がどう変えられるのか分からない |
共通しているのは、読んだ人が次に何をすればいいか分からないことです。
長さの目安
トップページの説明は、3〜5文で十分です。長い文章より、具体的な1文のほうが読まれます。
- ✗「当店は創業以来、地域の皆様に愛され続けてまいりました。心を込めた施術で……」
- ○「デスクワークで固まった肩と腰を、週1回・1時間で戻していく整体院です。初回は問診に30分かけます。」
AIに書かせるときの注意
下書きをAIに作らせるのは有効です。ただしそのまま公開しないでください。
AIはあなたの事業の事実を知りません。「創業20年」「実績1,000件」のような数字が見本として入ることがあります。根拠のない数字は、そのまま景品表示法の問題になります。
AIが短くしてくれるのは「形にするまで」の時間で、「事実を確かめる」時間ではありません。
まず1ページ、3文から
全ページぶんの文章をそろえてから公開しようとすると、まず終わりません。トップの3文と、営業時間と、連絡先。 これだけで公開できます。
聞かれたことを足していけば、半年後にはちゃんとしたサイトになっています。公開していないサイトは、何ページあっても0ページと同じです。