工務店・士業のホームページ見積りの見方|同じ50万円が同じ金額ではない理由
工務店やリフォーム会社、士業がホームページの相見積りを取ると、同じ金額でも中身が違います。見積書のどこを見れば公開後まで含めた総額が読めるかを整理します。
執筆・確認:株式会社LaruVisona
金額が同じでも、買っているものが違う
3社に見積もりを取ると、たいてい金額がばらつきます。そこで安い順に並べたくなりますが、同じ「50万円」でも、含まれる範囲がまったく違うことがほとんどです。
安く見える見積もりは、たいてい何かを外しています。外すこと自体は悪くありません。問題は、外されていることに気づかないまま契約して、あとから追加で払うことです。
食い違いが起きる6項目
1. 文章を誰が書くか
いちばん金額が動くところです。「原稿はご支給ください」と書いてある見積もりは、文章の作成費が入っていません。自分で書けるならそれで構いませんが、10ページぶんの文章を用意するのは、思っているより時間がかかります。
2. 写真を誰が用意するか
撮影が入っているか、素材写真か、支給かで数万円から数十万円変わります。工務店や飲食店のように、写真が仕事の質そのものを見せる業種では、ここを削ると結果が変わります。
3. 公開後の修正が何回まで含まれるか
「公開後1ヶ月・3回まで」のような条件がついていることがあります。営業時間を変えるたびに費用がかかるのか、自分で直せるのかは、総額に大きく効きます。
4. サーバーとSSLが入っているか
月額に含まれるのか、自分で契約するのか。自分で契約する場合、年間で1万円から3万円ほどかかります。
5. 独自ドメインの扱い
取得費(年1,000円台〜)と、誰の名義で取るかを確認します。制作会社の名義で取られていると、あとで移すときに手間がかかります。 自社名義で取るのが基本です。
6. 制作物のデータを渡してもらえるか
契約終了後にサイトのデータを引き取れるか。渡されない契約だと、乗り換えのときに作り直しになります。
見積書のどこを見るか
| 見る場所 | 確認すること |
|---|---|
| 「一式」と書かれた行 | 中身が別紙にあるか。無ければ聞く |
| 数量と単価 | ページ単価か、全体か。ページが増えたときどうなるか |
| 別途・実費 | 何が「別途」なのか。合計に入っていない費用 |
| 支払い条件 | 着手金の割合と、残金のタイミング |
| 有効期限 | 見積もりがいつまで有効か |
「一式」が多い見積もりは、聞いてよい
失礼にはなりません。むしろ、聞いて嫌がる会社は、あとで揉めます。内訳を出せる会社は、自分が何にいくらかけているかを把握している会社です。
月額の見積もりを比べるとき
月額サービスは、初期費用がゼロでも総額が大きくなることがあります。契約期間で掛け算してください。
- 月額3,000円・最低24ヶ月 → 72,000円(途中でやめられない)
- 月額999円・最低6ヶ月・初月無料 → 4,995円(7ヶ月目から自由)
最低利用期間と、その後の解約条件が、月額の実質的な金額です。
参考
LARU HPの料金と契約条件は料金ページに書いてあります。月払いは初月無料で、最低利用期間は6ヶ月、7ヶ月目からは月単位で解約できます。独自ドメインの取得費は別です。条件は変わることがあるので、申込みの前にご確認ください。