業種別ガイド2026年9月19日7分で読める

整体院・治療院のホームページで気をつける表現|資格で変わる、書けること・書けないこと

「治る」「改善」「◯◯に効く」。整体院や治療院のサイトで書きがちな表現は、資格の種類で適用される法律が違います。どこを確かめればよいか、一次情報へのリンクとあわせて整理します。

執筆・確認:株式会社LaruVisona

先に、この記事の限界を書きます

この記事は、法律の解釈を示すものではありません。どの法律が自分に関係するかを知り、どこで確かめればよいかが分かるところまでを目的にしています。個別の表現が問題になるかは、所轄の保健所や、専門家に確かめてください。

資格で、適用される法律が違う

同じ「肩こりの施術」でも、誰が行うかで、書けることが変わります。

業態主に関係する法律広告の扱い
医療機関(整形外科など)医療法・医療広告ガイドライン広告できる項目が定められ、ウェブサイトも対象
柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師柔道整復師法・あはき法広告できる事項が法律で限定されている
整体・カイロプラクティック・リラクゼーション医師法・景品表示法など医療ではないため、医療行為と誤認させる表現が問題になる

自分の業態がどれかを、最初に確かめてください。 国家資格の施術所は、広告できる事項そのものが法律で決められています。無資格の整体は、逆に「治療」「治る」と書くこと自体が問題になります。

共通して気をつける表現

業態にかかわらず、あとから問題になりやすいものです。

効果を断定する

「必ず治る」「◯回で改善」「再発しない」。根拠を出せない効果の断定は、景品表示法の問題になります。 医療でない業態が「治る」と書くと、医療行為と誤認させる問題も重なります。

症状名を並べる

「腰痛・坐骨神経痛・ヘルニアに対応」。病名や症状名を並べて、それが治るかのように見せる書き方です。国家資格の施術所は、広告できる事項の制限に触れないかを確かめてください。

ビフォーアフターと体験談

医療広告ガイドラインでは、治療の内容や効果に関する体験談、誤認させるビフォーアフター写真の扱いが定められています。医療機関でなくても、「この人はこう良くなった」を効果の根拠として見せる書き方は、同じ問題を持ちます。

比較・最上級

「地域No.1」「最も実績がある」。根拠を示せない比較は、業態を問わず書かないほうが安全です。

代わりに書けること

書けないことを並べると、何も書けない気がします。事実は書けます。

  • 誰が施術するか(資格、経歴)
  • 初回に何をするか(問診に何分、検査に何分)
  • 1回の時間と料金
  • どんな人が多く来ているか(「デスクワークの30〜40代が多いです」)
  • 対応していないこと(「急性のケガは、まず医療機関へ」)

「対応していないこと」を書くと、来なくなるのではなく、合う人だけが来るようになります。

確かめる順番

  1. 自分の業態がどれかを決める(国家資格の有無)
  2. 該当する法律の、広告に関する部分を一次情報で読む(上の出典)
  3. サイトの文章から「治る」「改善」「必ず」「No.1」を抜き出す
  4. 残す表現は、根拠を出せるか、書ける事項かを確かめる
  5. 判断がつかないものは、所轄の保健所か専門家に聞く

LARU HPで作る場合

LARU HPは、下書きの文章をAIが作ります。AIはあなたの資格を知りません。 見本の文章に「改善」「治療」のような表現が入っていることがあります。公開前に、この記事の順番で確かめてから出してください。整体院・治療院向けの見本は登録なしで見られます。

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