ホームページの月額料金と一括払い、どちらが損しないか|3年で計算する
ホームページの月額料金と、作り切りの一括払い。工務店・リフォーム会社・店舗の例で3年間の総額を出し、やめるときに何が起きるかまで並べて比べます。
執筆・確認:株式会社LaruVisona
「初期費用ゼロ」は、安いという意味ではない
月額制のホームページは、始めるときの負担が軽い代わりに、払い続けます。一括払いは最初が重い代わりに、そのあとは基本料金がかかりません。
どちらが損かは、何年使うかと、やめるときに何が残るかで決まります。
3年で計算する
| 一括払い | 月額 3,000円 | 月額 999円 | |
|---|---|---|---|
| 初期 | 400,000円 | 0円 | 0円 |
| 月額 | 0円(保守別) | 3,000円 | 999円 |
| 3年の総額 | 400,000円+保守 | 108,000円 | 34,965円(初月無料ぶんを引いた額) |
| サーバー・SSL | 別途 年1〜3万円 | 込みのことが多い | 込み |
| 更新の費用 | 依頼ごとに発生することが多い | 自分で直せる | 自分で直せる |
一括払いの400,000円に、3年ぶんのサーバー代(3〜9万円)と、更新のたびの修正費を足すと、差はさらに開きます。
ただし、これは「同じものが手に入る場合」の比較ではありません。
一括払いが向いているとき
- 事業の整理から任せたい(何を載せるべきか自体を相談したい)
- 写真を撮ってもらいたい
- 他社と明確に違う見た目が要る
- ページ数が多く、構造が複雑
この場合、月額サービスで代替はできません。金額の差は、仕事の量の差です。
月額が向いているとき
- 載せる内容は自分で決められる
- 自分で直しながら育てたい
- まず公開して、走りながら整えたい
- 初期にまとまった金額を出せない
やめるときに何が起きるか
ここが見落とされます。
一括払い:作ったものは手元に残ります。ただし、データを渡してもらえる契約かは確認が必要です。渡されないと、乗り換えのときに作り直しになります。
月額:やめると公開が止まります。書いた文章と写真は自分のものですが、そのまま別のサービスへ移せるとは限りません。HTMLとして書き出せるかを、始める前に確認してください。
最低利用期間を、月額に足して考える
月額の実質的な金額は、月額 ×(最低利用期間)です。
- 月額3,000円・最低24ヶ月 → 実質72,000円のコミット
- 月額999円・最低6ヶ月・初月無料 → 実質4,995円のコミット
同じ月額でも、縛りの長さで意味が変わります。 解約が「いつから」できるのかを、契約前に確認してください。
工務店・リフォーム会社の場合
この業種は、月額と一括のどちらでも失敗しやすい形が決まっています。
一括で作って止まる。 施工事例を載せる前提で作ったのに、公開後に自分で追加できず、
2年前の事例のまま止まっているサイトをよく見ます。事例が増えないサイトは、見積もりの相談に繋がりません。
月額で、更新できる形にしたのに更新しない。 直せる状態にしても、
何を足すかが決まっていないと止まります。「完工したら写真3枚と工期・費用の幅を1件追加する」
くらいまで決めておくと続きます。
見積もりを取るときは、施工事例を自分で追加できるかと、その追加に費用がかかるかを必ず聞いてください。
ここが有料だと、月額が安く見えても更新のたびに費用が出ます。
参考
LARU HPは月額999円から、初月無料、最低利用期間6ヶ月です。7ヶ月目からは月単位で解約できます。条件は変わることがあるので、料金ページと利用規約をご確認ください。