AIチャットボットをホームページに置く前に決めること
自動回答の範囲、問い合わせへの引き継ぎ、情報更新、個人情報の扱いを整理し、事業で安全に使う考え方を説明します。
執筆・確認:株式会社LaruVisona
最初に、自動回答の範囲を決める
AIチャットボットは、営業時間、料金、サービス内容など、事業者が用意した情報を案内する用途に向いています。一方で、個別の契約判断、医療や法律などの専門判断、確定していない空き状況は、人へ引き継ぐ設計が必要です。
公開前の確認項目
回答の根拠
公式のページ、料金表、よくある質問など、回答に使う情報を最新に保ちます。古い情報や見本の文章が混ざっていないかを確認します。
分からないときの動き
推測で答えず、問い合わせフォームや担当者へ案内できるようにします。営業時間外に受け付けた場合は、返信時期も伝えます。
個人情報
必要以上の情報を入力させず、利用目的とプライバシーポリシーを示します。会話ログを保存する場合は、閲覧できる人と保存期間を決めます。
LARUbot Liteとの組み合わせ
LARU HPの対応プランでは、LARUbot Liteをホームページへ組み合わせられます。サイトの案内と問い合わせの入口を一つの画面に置き、回答できない用件は担当者へつなぐ運用を想定しています。
導入後に改善する
答えられなかった質問、誤解された表現、問い合わせへ進んだ会話を確認し、元のページや回答情報を直します。効果は問い合わせ件数だけでなく、正しく案内できたか、担当者へ必要な情報が届いたかで判断します。
自動応答で、かえって失敗するとき
入れれば良くなるものではありません。よくある失敗が3つあります。
答えられないのに、答えようとする
学習していない質問に、それらしい嘘を返すと、電話で聞かれるより信用を落とします。答えられないときに「担当者へつなぎます」と言える設計が要ります。
人につながる出口が無い
自動応答だけで完結させようとすると、複雑な相談を持っている人が離脱します。最初から「担当者に聞く」を出しておくほうが、結果的に問い合わせが増えます。
載せた内容が古くなる
料金や営業時間を答えさせておいて、実物を変えたときに直し忘れる。サイトの内容と、応答の内容を1か所で管理できるかを確認してください。
向いている質問、向いていない質問
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 営業時間、場所、駐車場 | 個別の見積もり |
| 料金の目安、メニュー | 症状や法律の相談 |
| 予約の方法、持ち物 | 契約内容の解釈 |
事実を答える用途に絞るほど、うまくいきます。 判断が要る話は、人に渡してください。
